MECO実験

MECO

MECO (Muon Electron Conversion Experiment) 実験ではミューオンのレプトン・フレーバーの破れ(Lepton Flavor Violation:LFV) を実験的に探索しています。 ミューオンのLFV過程は素粒子物理学における標準理論では禁止されています。 標準理論を越える最も有力な理論である超対称性理論では LFV過程が高い確率で起こることを予言しています。 もしLFV過程が発見されれば、標準理論を越える新しい物理学の パラダイムとなります。

この過程を探る実験が、ブルックヘブン国立研究所(BNL,米国)において 2008年の開始が予定されているMECO実験です。 この実験では図1に示すような検出器を用いて、非常に高い感度で 原子核中に捕獲されたミューオンが電子に転換される反応( μ-e Conversion ) を探索します。 私達のグループではミューオン-電子転換からの電子を検出する ストローチューブ飛跡検出器を開発しています。

>> 詳細(前田氏修士論文)

MECO Detector
図1: MECO検出器